元ビジュアル系バンドのボーカル「ヴァンビ」こと小鹿万火(おが ばんび)さんと、元アイドル「ゆん」こと熊崎優美(くまざき ゆみ)さんの、男女YouTuberコンビのチャンネル『ヴァンゆんチャンネル』は、2021年3月1日時点で登録者数221万人の人気チャンネル。
2019年から大手芸能事務所「太田プロダクション」に所属したことをきっかけに、最近ではYouTubeのみならずテレビ番組などにも多数出演し、活動の幅を広げています。
そんなヴァンゆんの卍ポーズを含めあの挨拶はどんな意味があるの?また事務所を移籍した真相およびその効果について調べてみました。
ヴァンゆんのあの挨拶はどんな意味があるの?
ヴァンビゆんの動画の挨拶が、『V A M B I はろはろ~ ヴァンゆう 卍』と二人でテンポよく手で動作を交えながらおこなっていて、心地いいです。ところで、この挨拶にはどんな意味があるの?気になりますね。
もともと、ヴァンゆんの二人は、各自ユーチューブチャンネルを持ち活躍、動画での挨拶もそれぞれの形がありました。コラボをきっかけにヴァンゆんを結成。挨拶も試行錯誤しながら完成し、今のかたちへ。
まず、それぞれの結成前の挨拶をみてから、結成後の挨拶が出来た経緯とその意味についてみていきましょう。
ヴァンゆう結成前の各人挨拶の形
ヴァンビの挨拶
もともと、ビジュアル系バンドのボーカルとして活動していたヴァンビがYouTubeの投稿を始めたのは2016年4月6日。
動画初投稿時には、『V・A・B・V・I(左手)どうもヴァンビです(右手)』と挨拶しており、バンドマンとしてMCを担当していたこともあって、初回からとても勢いがある動画にて、明るい気持ちにさせてくれてました。
挨拶のしかたは、2回目以降も試行錯誤し、やっと11回目で完成しています。努力はすごいです。
ヴァンビの挨拶が確定するまで
2本目以降の動画での挨拶推移ですが、細かく手の動きを変えていますね。
- 2本目からは、(両手…左・右・左・右・左 右手)
- 5本目は右手からスタート
- 6本目は左手からスタートに戻る
- その後右左を繰り替えす(わざとなのか?)
- 9本目ボイパバージョン
- 11本目初のバンビポーズにて完成 登録者500人達成
11本目でやっとヴァンビの挨拶の形が完成です。かわいいバンビポーズの完成。
ゆんの挨拶
一方、ゆんが最初に投稿しているのはこちらの自己紹介動画。
ゆんちゃんねる2017年4月1日初投稿。
『はろはろ~こんにちは ゆんです』と挨拶。この『はろはろ~』はコンビ後も使われています。かわいいですね。
事務所の指示で始めた感のある、おとなしく自信のないあまり自発的ではないような雰囲気がありますね。緊張していたのかな?この頃は、まだバイトと掛け持ちをしていたようで、YouTubeに振り切っていなかったと本人も後に語っています。
ヴァンゆう結成後の現在の挨拶完成とその意味
ヴァンゆう結成
お互いの事務所(ヴァンビはUUUM、ゆんは VAZ所属)が主催するクリエイターの会食で、たまたま隣の席になったことで、2人は出会い、コンビを組むきっかけとなります
ヴァンビがUUUMに所属を発表したのが、この会食の一ヶ月前のこと。UUUM所属を決めていなければ、ここで2人が出会うこともなかったのかもと思うと、なかなか奇跡的な出会いですね。
その後、お互いのチャンネルでコラボを出演を繰り返し、2018年に夏季限定で2人のチャンネルをスタートしました。
動画挨拶の完成
2018年夏季限定でスタートした『ヴァンゆんチャンネン』。動画の初めの挨拶を色々試していますね。
- 7月21日 挨拶はまだ別々で行っています。【2018年】
- 7月22日 初めての二人で挨拶。試行錯誤、まだまだ迷子中ともらしています。
- 挨拶はもともとお互いにもっていた挨拶を組み合わせていて、ヴァンビがいろいろ提案していたようだ。
- 7月25日 二人でバンビポーズ!を決める。
- 7月29日「挨拶変えようとしてくる」とゆんが戸惑います。あと少しで完成。
- 7月31日 「はじめて一発で成功した!」と歓喜。良かったあ~。やっと完成。
やっと現在の形が完成しました。息もぴったり、かわいいです。次の動画が初めた完成した瞬間です。
挨拶の意味はあるの?
ヴァンゆんチャンネルといえば、動画の初めの『V A M B I はろはろ~ ヴァンゆう 卍』挨拶が人気です。
もともとヴァンビとゆんが使っていた挨拶の形を組合わたものになっています。卍ポーズ以外は、お互いの名前とコンビ名を言っていて、楽しく名前を伝えたい感じです。
卍ポーズには何か意味があるのかな?
卍ポーズは2017年頃高生達の間で流行りました。特に意味はないみたいですが、下記がよく使われる使い方です。
- やばい
- 強調する
- ノリ
- 意味なんてない、感情だよ!
ヴァンゆんも、ノリの感情で使ったのかもしれません。
ただ、もっと深い意味があるのかも?
もともとは宗教シンボルとして使われ、左卍が「和」、右卍が「力」を表しています。ヴァンゆうの場合は左卍なので、2人で頑張っていくことの誓いでしょうか?おっ、かっこいいですね。
事務所を移籍した真相および効果!
ヴァンビの元所属事務所
チャンネル開設後しばらくフリーで活動していたヴァンビ。1年間では登録者数1万人にいかなかったと述べていますが、2017年3月15日には2万人達成の動画をUP。確実に登録者数を伸ばしていました。
2017月9月11日 UUUM事務所所属を発表。
これまでフリーでやっていたが、ファンミーティング等々一人でやるのは限界があったということで、UUUMに所属したことを発表しています。
ゆんの元所属事務所
ゆんは、2015年名古屋拠点のアイドルグループ「BSJ )にて加入、センターも務め活動。その後アイドルグループ「Romantic Cherie」への加入を発表するが活動休止。
2017年4月に所属事務所「VAZ」からゆんチャンネルをスタートさせていますね。アイドル活動を続けて行きたかったからです。
ヴァンゆんの所属事務所移籍の真相
2018年7月21日に『ヴァンゆんチャンネル』が、夏季限定でコラボ企画としてスタートします。
この夏季限定のコラボ企画が見事バズって、二人のチャンネル『ヴァンゆんチャンネル』として、正式にYouTube投稿がスタートします。
「太田プロダクション」に所属へ移籍
2人での投稿が続いて1年後、別々の事務所での活動も限界がきたようです。別々の事務所でもコンビ組めていたのですね。
2019年9月4 日 UUUMをやめて、太田プロに移籍します。
動画にて次のステップへ進むため芸能事務所に所属したと発表しました。
移籍理由
「マルチタレントになりたい」という、ゆんの夢をかなえることが、ヴァンビの夢でもあると語っていて、事務所が違って今までできなかった、1周年、150万人達成などを記念した2人のイベント開催を同時に発表します。
YouTubeの活動を主軸にしながらも、芸能人として、活動の幅を広げていきたい。いろんな事務所を検討していたが、太田プロダクションが一番前向きに相談に乗ってくれたと、事務所選択の経緯も語っています。
事務所移籍による効果
事務所所属後から、テレビ出演が増え、ダウンタウンさんや有吉さん、さんまさんといった有名な番組に次々に出演、YouTubeでも有名人とのコラボや案件なども増え、チャンネル登録者もどんどん増えています。
2020年11月にはオリジナル曲を配信。12月にはスタイルブックを発売するなど、大活躍です。
今では、ヴァンゆんは全国区の人気者になり、ほんと良かったです。
まとめ
ヴァンゆんのあの挨拶はどんな意味があるの?また事務所を移籍した真相と効果についてみてきました。
- チャンネル冒頭のあいさつはお互いへの敬意と決意のあらわれ
- 事務所移籍は2人で夢をかなえるため
何か、すごく前向きで素晴らしいです。
2人がそれぞれ育ってきた環境や思春期の苦悩を知ると、出会うべくして出会った2人という感じです。カップルという関係ではなく、お互いのリスペクトをもって仕事仲間として支えあっていることが、2人の冒頭挨拶や会話からわかりますね。
ヴァンゆんとして芸能事務所に所属した後の2人の活躍は、この選択は間違いなく2人の新たな挑戦のスタートであり、YouTuber界の新たな形を体現しています。テレビなどメディアの露出もふえ、カジサックとは逆の形でテレビとYouTubeをつなぐ役割を果たしています。
芸能事務所に対して、様々な憶測が流れるきょうこのごろですが、紆余曲折を経て、様々な壁を乗り越えて、ヴァンゆんとして芸能界でどう生き抜いていくのでしょうか。2人の今後が、非常に興味深くもあり、ほんと楽しみです。
コメント