太陽フレアの観測は2028年で間に合う?2025年には2週間通信障害危機?!

政府は、太陽表面で起きる爆発現象「太陽フレア」を観測するセンサーを、2028年度にも打ち上げる気象衛星に搭載する方針と発表しました。

現在は、アメリカの観測データを使っているが、日本では予想に誤差が生じるため日本独自の衛星による観測をする。

2022年6月には、総務省が太陽フレア発生時の被害想定を発表!

「最悪のシナリオ」では、

地球上の磁気が乱れ、

携帯電話の通信やテレビなどの放送が2週間、断続的に利用できなくなったり視聴できなくなったりする

おそれがあるということです。

2025年には2週間通信障害危機があるが、太陽フレアの観測は2028年で間に合うのかみていきましょう。

目次

太陽フレアの観測が2028年にスタート!

「太陽フレア」を観測するため、現在運用中の気象衛星「ひまわり」8、9号の後継機に観測センサー搭載する方針が決定しました。

現在は米国の衛星からのデータを利用しているが、フレアの日本への影響の予測に誤差が生じるとの指摘があります。

日本を常時監視する気象衛星で観測できるようになれば、予報の正確性が向上することが期待されますね。

2028年スタートでは遅い?!

実は、「太陽フレア」の影響を大きく受けるのが2025年と予想されています。

いったい2028年スタートというのんびりした開発で大丈夫なんでしょうか?

太陽フレアは2025年に活動2週間通信障害危機

太陽活動は約11年周期で活発化を繰り返しています。

次に太陽が活発化するのが2025年頃と予想され、この時に「太陽フレア」が活発になると言われています。

太陽フレアとは、太陽の黒点周辺で発生する大爆発を起こす現象です。

太陽フレアは、大規模なフレアだと威力は水爆の10万個から1億個と同等で、「天文学的」な規模の爆発のこと。

太陽フレアの発生後、X線など強い電磁波が地球に届くまで約8分ほんとすぐに、無線通信や各種放送に障害が起き、カーナビやGPSなど測位衛星の精度が落ちるなどの影響が出ます。

引用元:https://spectee.co.jp/

総務省の今年6月に公表した「最悪シナリオ」は、

  • 大規模な太陽フレアの影響で通信や放送が2週間、断続的に途絶する。
  • GPS(全地球測位システム)による位置情報に最大数十メートルのずれが出じ、カーナビゲーションや自動運転などが正常に機能しなくなる。

となります。

携帯やスマホが2週間使えなくなります。やばいですね。

引用元:abema

過去の被害

実際に過去被害が発生しています。

  • 2003年、スウェーデンで送電システムが磁気嵐の影響で障害を起こし、約1時間の停電が発生、約5万人に影響が出た。
  • 2003年、JAXAのものを含む数十の人工衛星や惑星探査機が機能障害を起こした。
  • 2022年、スペースX社が2月頭に打ち上げた通信衛星49機のうち、40機が磁気嵐の影響によって喪失された。

2025年度は気をつけないといけないですね。

まとめ

太陽フレアの観測は2028年で間に合うのか?2025年には2週間通信障害危機が起きる可能性があるのか紹介してきました。

  • 政府は「太陽フレア」観測センサーを2028年には衛星に乗せると発表しました。
  • ただ、2025年には11年周期の「太陽フレア」が起こり得るため、早期観測の精度を上がることが必要ですね。
  • また、202年には2週間スマホが使えない事態が予想されます。わかりやすい対策を政府は示さないとパニックになります。

「太陽フレア」については、引き続き情報を得ることが大切になってきますね。

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