元電通専務の高橋治之元理事(78)が2017年、電通の旧子会社を通じてAOKIホールディングス側から計2億3000万円を受け取っていたことが、新たに判明して、余罪が続々発覚してきています。
高橋治之氏は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事だった2017年に、大会スポンサーで紳士服大手のAOKIから、4500万円のコンサルタント料を受け取っていたことが発覚。
高橋治之氏がAOKIに五輪の便宜を図ったと五輪汚職事件として話題になっていました。
ほんとぞくぞくと悪行が発覚してきますね。
また、賄賂で受け取った資金の1億円は自身が経営するステーキ店の赤字補填資金につかったとのこと。そのステーキ店には大物政治家が大勢利用していました。なにか別世界の話に聞こえてきますね。
今回、高橋治之氏の余罪と赤字補てんのステーキ店についてチェックしてみました。
高橋治之の余罪を含めこれまでの犯罪経歴全て!
今回7月終わりに高橋治之氏が東京五輪をめぐる汚職事件として捜査が入ったことが報じられました。
まず、AOKIからコンサル料4500万円を受理したが、AOKIの五輪スポンサー決定の便宜を図ったことで、賄賂ではないかと捜査が入りましたが、これ以外のも余罪が発覚してきています。
初めに発覚した犯罪
高橋治之氏とAOKIの前会長との関係は、2009年から高橋治之元理事はAOKIの青木前会長に請われ、ゴルフ事業の相談を受けていたが、報酬の未払いが続いたとの背景があります。
4500万円のコンサル料をAOKIから受領
2017年9月に4年間の正式契約したコンサル料は大会閉幕の21年9月までに月100万円が支払われた。その後月50万円に減額されたが、総額は4500万円を超えるとみられています。
「五輪に関してAOKIから頼まれたことも、便宜を図ったこともない」と自身の潔白を強調した。
見返りにAOKIが五輪スポンサーとなり、五輪エンブレム入りスーツ3万着受注
コンサル契約を結んだ後に、AOKIはその後、大会のスポンサーになります。
AOKIは五輪エンブレム入りのスーツなどを計3万着売り上げています。
余罪1つ目
まず、初めの余罪は、
AOKI側から五輪関連で約2億3千万円を受け取ったことが発覚!
この金は元々AOKI側が「オリンピック強化費」として電通の子会社に支払った金でした。額は2億5000万円。
そのうち2億3000万円が高橋元理事の会社に渡ったとされます。
2億3000万の使い道
- 8000万円程度は協賛金として、日本馬術連盟と日本セーリング連盟に送られています。
- 残り、約1億5000万円もの大金は、高橋治之氏に残っています。
背景
高橋氏がAOKI側へ「7億5000万円を支払えば公式スポンサーになれる」と打診!
- AOKI側は、この翌年「スポンサー費用」として「5億円」を「電通」に払う。
- 残りの2億5000万円は、先ほど述べた「オリンピック強化費」として最終2億3000万円が高橋氏へ渡ります。
一部報道によれば、AOKI側が高橋元理事に2億3000万円を渡した際、「自由に使ってください。ただ、できれば寄付を……」と伝えたという。
何か、動くお金の桁が違いますね。トップにいる人達の思考は、もうお金だけなんでしょう。
今回の捜査で徹底的に暴いて、償って欲しいです。
余罪2つ目 ・・・ 9億円受領疑惑も
2つ目の余罪は、まだ疑惑の段階ですが、とんでもない額の9億円を受け取ったとの報道もあります。真相はまだわかりません。
巨大なスポーツ利権と絡む中で、高橋氏は数々の疑惑をかけられてきた。五輪招致の際には、「招致委員会から工作資金として約9億円を受け取った」と報じられたこともある。
不正資金は、前菅首相のお気に入りステーキ店の赤字補填へ使用!
高橋治之氏は、東京・六本木のアークヒルズ仙石山森タワーで「ステーキそらしお」というステーキ店を経営しています。
ステーキ店は菅義偉首相のお気に入り
高級ステーキ店です。ここは菅義偉首相のお気に入りでよく利用していました。
2020年12月15日の菅義偉首相(当時)の動静を見ると、各紙は横並びでこう報じている。 《「ステーキそらしお」でフジテレビの宮内正喜会長、遠藤龍之介社長、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之理事と会食》 「ステーキそらしお」は、高橋氏が東京・六本木で経営する店で、「特選銘柄牛コース」が2万2000円という高級店だ。
「高橋氏は、『ステーキそらしお』での会食は店のプライベートルームでおこないます。ここには、FIFAの幹部など世界のスポーツ界の重鎮と撮った写真などが飾られています。この部屋に政治家たちをわざわざ呼びつけて自身の功績を誇示し、マウントを取るのです」(JOC関係者)
ステーキ店は赤字にて、賄賂は赤字補填に使用
高橋治之氏が、AOKIから受領した億5千万円の内1億円を、自身が経営する高級ステーキ店の借入金返済に充てていました。
高橋氏は、お金を引っ張ってくるのは上手いが、会社経営は全くの素人だったんですね。
「オリンピックのために使われる」とされた大金が「ステーキの店」に使われた…。
そこでの返済に「オリンピックの強化費」を充てていいのか…。
まとめ
高橋治之が余罪がでてきました。また、赤字補填のステーキ店は前菅首相お気に入りだったんですね。
高橋治之氏は上級国民のに入るのかわかりませんが、会社のエライさんはほんと悪行ばかりです。
東京地検特捜部はしっかり捜査して全容を是非明らかにして欲しいですね。
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