東京電力福島第1原発事故で津波対策を怠ったとして、総額22兆円の損害賠償を請求された株主代表訴訟の判決が13日、東京地裁であった。
裁判長は、勝俣元会長ら元経営陣へ4人の過失を認め、13兆3210億円の賠償を命じた判決がありました。
当然の判決との声が多く上がっています。
その中で、松野官房長官は「コメント控える」と上級国民の賠償命令には口を出さない姿勢を見せていますね。
そんな、賠償命令を受けた、元経営陣の4人は今どこで何をしているのでしょう。
一時期は、ドバイで優雅な生活を送っていると報じられた過去がありますが。
早速みていきましょう。
勝俣恒久(かつまたつねひさ)元会長
1940年3月29日生まれの82歳
東京大学経済学部を卒業後1963年東電に入社しています。
2011年東日本大震災時は東京電力の会長をしていました。
現在
現在は82歳であり、どこかの顧問などの情報はありませんでした。
一般社団法人日本経済調査協議会の理事長を最後の引退されている可能性が高いです。
尚、2013年にはアラブ首長国連邦のドバイの高級マンションで暮らしていると報じられています。
いまも放射能地獄に喘ぐ地元住民を尻目に、事故当時の”戦犯”である東電の旧経営陣は、周囲の目と批判を気にして日本から海外へ逃亡している。特に、事故当時トップだった勝俣恒久・前会長に至っては、中東の至宝といわれるドバイ(UAE)の超高級マンションで”バブル生活”を謳歌しているという話ですからね」(全国紙社会部記者)
引用元:週刊大衆 2013.12.26
震災以降の経歴となります。
自宅
自宅は、新宿区左門待ちにある要塞さながらの豪邸です。現在もこちらにお住まいかは不明となっていますが。
清水正孝元社長
1944年6月23日生まれの78歳です。
清水正孝元社長は慶応大学経済学部卒業後に東電に入社しています。父も東電勤務です。
奥様が勝俣恒久(かつまたつねひさ)元会長の娘さまです。豪華な経歴です。
震災時は社長をされていましたが、震災後すぐに体調を崩し、全く震災時の指揮をとっていますせんでした。なんのための社長だったか未だに不明です。
現在
現在は、富士石油の社外取締役を辞めた後は、すでにリタイヤしているみたいです。
尚、2013年には退職金5億円をもらいドバイの高級マンションで暮らしていると報じられています。
震災以降の経歴
2013年の6月25日付けで富士石油の社外取締役に就任しています。
現在は既に退任しています。
自宅
自宅は赤坂のタワーマンションですが、現在のお住まいの情報はありませんでした。
武黒一郎元副社長
1946年3月13日生まれの76歳です。
武黒一郎元福社長は東京大学工学学部卒業後に東電に入社しています。
武黒氏は、震災については、下記のように語っています。
- 事故前の対策について、「許されるレベルだと思っていた」と反論した。
- 福島第1原発で敷地を越える津波に襲われれば、リスクがあると分かっていたと答えつつ、「事故が起きるとは思わなかった」と強調した。
現在
現在の情報は残念ながら情報はありませんでした。
判明しだい追記していきます。
震災後の経歴
震災が起こる少し前に国際原子力開発の社長に天下りしています。尚、2015年6月には次の小野聡氏が社長になっています。
自宅
自宅は神奈川県川崎市麻生区の分譲地に立つ豪邸です。
武藤栄元副社長
1950年6月28日生まれの72歳です。
武藤栄元副社長は東京大学工学部卒業後に東電に入社しています。
福島第一原子力発電所所長の勇気ある行動をした吉田昌郎 が無視し、独断で海水注入を続けさせたことで、6月に上司の武藤栄副社長が解任論を唱えていました。
震災以降の経歴
2011年6月に東京電力の取締役を辞任した後 国際原子力開発の役員に就任しています。
現在
武藤栄氏も退職して海外へ避難したと言われていますが、現在も海外にいるのか情報はありませんでした。
現在の勤務の情報がないため、退任されている可能性が高いですね。
自宅
東村山市諏訪町3−3−2
まとめ
賠償命令を受けた東京電力旧経営陣4人は現在はどこで何しているか?をまとめて紹介してきました。
4人共現在は海外に暮らしているとの情報はありませんでした。
4人とも既に70歳を超えているため、それぞれの自宅に住んでいる可能性が高いですね。
4人に対して13兆円の賠償命令です。今後の動向も注視ですね。
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